新潟シモ古町 ときどき脳内マレー半島

ブログ引っ越します!シモフルから「マチフル」へ…バイバイ、WordPress.com

ブログ引っ越します!シモフルから「マチフル」へ…バイバイ、WordPress.com

気がつけば、前回の投稿から約2ヵ月。 新しいコト、こっそり?始めていました。 実は「はてなブログ」で、新しい街ネタブログ「マチフル -machifull-」を2ヵ月前に立ち上げていたのだ。 ◇マチフル -machifull- http://fullmatch.hatenablog.com/ 新たなブログは、名前の通り街ネタを中心に書いていくつもり。え、それってこれまでと変わらないじゃない?と言われそう。たしかにそうなんだけど…。 正直最近は行き詰まっていた。日記の延長線的に古町のことなどをあれこれ10年以上書いてきたこのブログ。でも発信できるツールが増えた今では、日記の延長線ならTwitterやFacebookで十分になった。日記ではないとしたら、情報メーンの記事…? でも新潟や古町の情報を書いたブログも増えた(ガタ子さんとか…)。ここまでは前回も書いた。 日記でも情報記事でもないとしたら、エッセー? うーん、たぶんこれら3つの中間みたいな感じなのだろう。そんなことを思いながら、試しに始めてみたのが「マチフル -machifull-」だった。 街ネタを中心に、あとは、講演会などで話を聞いたり、本を読んだり、旅に行ったり…など、自分がインプットしたこととちょっとした感想を書いていけば、週に1度はアップできるんじゃないかな。というか、ブログに書くことで週イチインプットを持続したい。 ここまで約2ヵ月、まあ順調に更新できたし、「です」「ます」調で書くのにも慣れた。というわけで、こちらのWordpressの方はひと区切りして「マチフル -machifull-」に本格移転しようと思う。11年前、最初にブログを始めて、今ではWordpressへの入り口として使っていたYaplogの方は、そのまま「マチフル -machifull-」への入り口として続けていきます。引き続きごひいきに。 あー、すっきりした。2ヵ月間、新旧のブログをどうしようかと考えていたんだ。2つのブログを書き分けるほど器用じゃないし。というか、「マチフル -machifull-」もこの1週間更新できていない…。週イチインプットできてないじゃん!

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ブログはニッチで生き残る…「誕生日」に思うブログのこれまでとこれから

ブログはニッチで生き残る…「誕生日」に思うブログのこれまでとこれから

明日は誕生日♪ いえ、僕ではなくて、このブログの。 2005年11月21日にこのブログ(名前は少しずつ変えてきたけど)を始めて、明日でちょうど11年になる。最初はyaplogで始めて、途中からwordpress.comに引っ越しした。自分ながらよく続いている。 ◇あらためて、ブログデビュー – 新潟シモフルのおんぼろビルに暮らす|yaplog!(ヤプログ!)byGMO http://yaplog.jp/furumachi/archive/63 ◇ ◇ ◇ 十年ひと昔と言うけど、ネットの世界ではふた昔…いや、なな昔くらい過ぎたように思う。始めた頃は、新潟や古町の情報を発信するブログや個人サイトはほとんどなかった。古町もネットで情報発信が必要では?と思ったのがもともとのきっかけだけど、実際には個人的な日記ブログになっている…というのは昨年も書いた。 ◇ブログを始めて10年…古町はどう変わったか?そして10年後は? | 新潟シモ古町 ときどき脳内インドシナ~マレー半島 https://furumachi11.wordpress.com/2015/11/21/%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%82%92%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%81%a6%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%86%e3%81%a910%e5%b9%b4%e5%8f%a4%e7%94%ba%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%86%e5%a4%89%e3%82%8f%e3%81%a3%e3%81%9f/ その後Twitterが始まり、Facebookが始まった。Twitterを始めたのは8年近く前。Twitterユーザーが居酒屋などに集まると、みんな料理写真をパシャパシャ撮って、Twitterにアップしていた。当時はそんなことをしている人はあまりいなかったけど、FacebookやInstagramが普及した今では普通の光景になった。 11年で古町も変わった。北光社、大和デパート、ラフォーレと次々にお店が閉まり、人通りも減った。このブログも閉店話を書くとそれなりの反響があって、でもそんなためにブログを始めたんだっけ?と思ったり。再開発もBRTも「古町にばかり補助金を投入して」と白い目で見られたり。厳しい時代である。 ◇ ◇ ◇ 世間のブログも変わっていった。今では日記メインにブログを書いている人は減ったように思う(芸能人くらい?)。日記だったらFacebookで十分なのだから、そりゃそうだよなぁと思う。 ではブログは廃れたかというと、そうでもない。ニッチな情報を得る手段として生き残っている。僕のブログも検索ワードを見ると「クアラルンプール カンパー バス」「ベトナム タンソンニャット空港からブンタウへ」「シンガポール マレーシア 国境 徒歩」など、同じことをする人がいるのかと驚く。日記ブログがニッチブログになっていた。 日記はFacebookで十分というのも分かるけど、Facebookはフロー。自分が書いた記事を検索したり年月で抽出したりできるのは、ストックであるブログのいいところだ。このブログもこれからも続けるつもりだけど、何かニッチな感じで新しいことも始めてみようかな、とも思ったり。 ◇ ◇ ◇ 手帳も変えてみたことだし。44歳、いろいろと曲がり角なんです。

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来年は「ヤチョラー」デビュー…測量野帳には『BE-PAL』付録の手帳がぴったり

来年は「ヤチョラー」デビュー…測量野帳には『BE-PAL』付録の手帳がぴったり

測量野帳を使う人を「ヤチョラー」と呼ぶらしい。2017年はヤチョラーデビューします! ずっと手帳にトラベラーズノートを使っていたけど、来年は測量野帳に変えることにした。A4三つ折りサイズのトラベラーズノートはたしかに便利だったけど、持ち物をもっとコンパクトにしたかった。それに、自作していた蛇腹式のスケジュール表を作るのが面倒になってしまった。 ◇仕事も旅もトラベラーズノート | 新潟シモ古町 ときどき脳内インドシナ~マレー半島 https://furumachi11.wordpress.com/2014/12/09/%e4%bb%95%e4%ba%8b%e3%82%82%e6%97%85%e3%82%82%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%99%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88/ 測量野帳とはコクヨが1959年に発売した測量業務用のノートのこと。測量野帳のよさを3つ挙げてみる。 真ん中が測量野帳、左は「無印野帳」、右はBE-PAL手帳 【1】コンパクトなサイズ 長年愛されている理由のひとつは、このサイズにある。A6判の幅を少し狭く、長さを少し長くしたサイズは、まさに絶妙で、スーツの内ポケットにも余裕で入る。 ◇ますます用途が広がる測量野帳|商品情報|コクヨ ステーショナリー http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/fieldnote/ 【2】表紙が硬いので立ったまま書ける 長年愛されるもうひとつの理由が、硬い表紙を採用しているところ。測量士さんが、屋外で片手に持って筆記しやすいように工夫されている。僕も最近歩きやバスで移動することが増えたので、この立って書ける点はポイントが高い。 【3】(無印野帳は)ファミマで手に入る コクヨの測量野帳は大きめの文房具店でないと手に入らない(新潟のロフトにはあった)が、ファミリーマートに行けば、ほとんど同じ仕様の「無印野帳」こと、無印良品の手のひらサイズポケットノートが買える。測量野帳は緑色の表紙に「SCKETCH BOOK」と書かれているけど、無印野帳は黒い表紙で文字はない。どちらもいい感じ。 【4】BE-PAL付録の手帳とぴったり 前から測量野帳は気になっていたけど、どうせならスケジュール帳もサイズなど合わせたい。でもなかなか合うのがなくて、測量野帳に日付を書いて自作するしかないか?と思っていたところに、雑誌『BE-PAL』12月号付録の手帳が測量野帳とぴったりサイズと聞いて、光の速度で本屋さんへ。 BE-PAL手帳の来年の表紙はオレンジ色。緑色の測量野帳にも黒い無印野帳にも合う。無骨な測量野帳と比べると、鳥の描かれた表紙がかわいすぎるけど、まあいいか。月間ブロックカレンダーと見開き2週間のウィークリーアジェンダからなる中身も、2本ついてるしおり紐もいい。 ◇ ◇ ◇ …というわけで、来年はアウトドア派でも測量士でもないけど、BE-PAL手帳と測量野帳(または無印野帳)で。少しでも荷物を減らして身軽でいくのだ。

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『新富裕層の研究』…アイデア勝負で、誰でも「Uber」または「一人電通」?

『新富裕層の研究』…アイデア勝負で、誰でも「Uber」または「一人電通」?

この本、タイトルが損をしているかも。「富裕層とか自分には関係ないし…」と思っている人(僕も含む)にも勉強になる。 『新富裕層の研究―日本経済を変える新たな仕組み』(祥伝社新書)は、今の世の中の仕組みを知り、次の時代の変化を感じ取る一冊。著者の加谷珪一氏は日経BPの元記者からコンサルティング会社の代表を経て、「自らも富裕層になった」(帯より)という経済評論家だ。 新富裕層の研究――日本経済を変える新たな仕組み (祥伝社新書) ◇ ◇ ◇ ITの普及で、個人でもアイデアさえあれば、チャンスをつかみお金を稼ぐことができる時代。YouTuberはその代表例だし、個人でインテリアに関するネットメディアを立ち上げ、わずか9ヵ月で大企業に20億円で売却した人もいる。かつての製造業などに比べ、立ち上げに大きな資本は必要ない。 個人が持つ資源がネットを使ってシェアされて、多くの人に使われる時代も来つつある。個人のマイカーをタクシーにする「Uber」や、個人所有の家や部屋をホテルにする「Airbnb」が代表例だ。Uberはシンガポールで初めて使って便利さを実感した。タクシーは全部Uberになるんじゃない?と思ったほど。 ◇なんて便利なシェアリングエコノミー!シンガポールで「Uber」を使ってみた https://furumachi11.wordpress.com/2016/08/26/%e3%81%aa%e3%82%93%e3%81%a6%e4%be%bf%e5%88%a9%e3%81%aa%e3%82%b7%e3%82%a7%e3%82%a2%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%a8%e3%82%b3%e3%83%8e%e3%83%9f%e3%83%bc%ef%bc%81%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%ac%e3%83%9d/ 日本では法規制などでこれらのシェアリング・エコノミーが定着しにくい状況にあるが、それも時間の問題。地方では労働力不足が深刻になり始めている。一般人の運転するUberが地方を走るタクシーやバスの代わりになる時代は来るだろうし、人を乗せるのが難しいなら、モノを載せて運ぶ宅配業がUberになる可能性だってある。 「常識を捨て去ること」と加谷氏は言う。例えばマイカーの自動運転が実現すれば、スマホを使って1台の車を何人かでシェアして都合のいい時間に使うことができる。誰も使わない時間はUberで無人タクシーにすればいい。夜中はコンビニの配送を自動でするかもしれない。駐車場だって必要なくなる。たぶんそう遠い未来ではない。 ◇ ◇ ◇ そんな近未来的な話以外にも、今の世の中のとらえ方にも勉強になるところが多かった。例えば個人資産とGDPの関係。 現在の日本のGDPはざっくり年間500兆円で、それを分配面で見た内訳は、賃金として支払われるのが250兆円、資本に対する報酬(配当など)が100兆円、減価償却が100兆円、あとは税金が50兆円になるという。 ここから、日本の労働人口は約6千万人だから、賃金総体の250兆円を割ると一人あたり年間380万円になることがわかる。一方、日本で資本として提供されているお金の総額(国富)は約3千兆円で、それに対する報酬が100兆円ということは、利回りは3.3%。このことから、年間380万円を利回り3.3%で得るには資産が1億円必要という計算になるのだとか。なるほど! その他にも、配当をもとに株価が決まるメカニズムとか、新進気鋭のベンチャー企業が増資で資産をふくらませる仕組みとか、株をやる前に知っておけばよかった(知らないから損をした…。ううう)ことも書かれている。世の中のおカネの仕組み、大事。 ◇ ◇ ◇ そんな近未来に僕のような企業勤めのサラリーマンはどう働けばいいか。最後の章に書かれているのを引用する。 『人々の価値観はさらに多様化し、市場は成熟化しています。多種多様な価値観に合わせた新しいサービスを次々に投入していかなければ、企業は存続していくことができません。すべてを社内のリソースに頼って集団で仕事をするよりも、外部リソースをフル活用させて個人で仕事を完結させた方が効率がよいことは明らかです』 この外部リソースのフル活用というのは、ここ数年でそうなってきていると感じる。いろいろ大変なこともあるけど、でも社内だけでちまちまワッショイするよりずっといい。みうらじゅんが自身を「一人電通」と称しているけど、企業のサラリーマンも一人電通になることが求められているのかも。がんばろうっと。

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旅は事前の情報収集が大事…マラソンに振り回されたアルビ大阪アウェイ観戦

旅は事前の情報収集が大事…マラソンに振り回されたアルビ大阪アウェイ観戦

空港行きのバスが運休中? 聞いてないよ! Googleがそろそろ搭乗手続きを済ませましょうと言っている。離陸まで1時間15分。間に合うのか? この週末は長男と大阪へアルビ対ガンバ大阪戦を観に行った。もともと吹田の新しいスタジアムを見てみたいと早くから予約していたのだが、ここまでJ1残留争いの重要な試合になるとはその時は知らなかった。そしてこの週末が大阪マラソンの開催と重なっていることも…。 ◇ ◇ ◇ 飛行機などを予約したのは約2ヵ月前。今回はANAのマイルを使うことにしていたのだが、行きはすでに満席。帰りはなんとか日曜昼の便を予約できた。混んでるとは思ったけど、マイルで予約するのってこんなもんかな、とその時は思った。行きはWILLERの夜行バスを予約。 続いてホテル。これがかなり苦戦した。そもそも空きがほとんどなく、バス・トイレ共同の安宿ですら1人1万円前後のところしかない。インバウンドで予約が取りにくいとは聞いていたがここまでとは…。マラソンが行われるためとは、この時点では夢にも思っていない。 いろいろ探してようやく海外ホテルメーンのAgodaで、2人で1泊朝食付き8千円のホテルを見つけた。難波千日前近くにある昭和の「娯楽の殿堂」的なビルのワンフロアだそうで、地下には映画の舞台にもなった元キャバレーがあるのだとか。コテコテな外観がいかにも大阪っぽい。気に入った。予約をポチ。 ◇ ◇ ◇ そして試合当日、土曜日の朝。夜行バスに揺られて11時間、大阪に着く。梅田駅から阪急、モノレールと乗り継いで万博記念公園駅へ。15分ほど歩いて吹田サッカースタジアムのビジター側の行列に並ぶ。ここでホッとしてTwitterを見ると…あれ?新潟のマラソンクラスタが大阪に向かってる。これって…? スマホで検索すると、はい、日曜日は大阪マラソンですってよ。これで合点がいった。飛行機もホテルも予約が取りにくかったのは大阪マラソンがあるからだったんだ! なーんだ、納得。まあホテルの近くを走るみたいだし、ついでに見られればラッキーなんじゃない? …甘かった。翌日、なんば発伊丹空港行きのリムジンバスがマラソンコースにばっちり引っかかって運休しているのに気づいたのは、帰りの便が離陸する1時間15分前。30分で空港まで行ければ間に合うという目算は崩れ、梅田までダッシュ! なんとか間に合ったけど、どうしてこうもいつもぎりぎりになってしまうんだろう。 ◇ ◇ ◇ ぎりぎりと言えばJ1残留を賭けたアルビレックス新潟。ガンバ大阪に残念ながら負け、降格圏の名古屋と勝ち点差なしのまま、最終節を迎えることになった。相手は強豪の広島。しかもFW、MF、DFの中心選手を出場停止で欠くことになってしまった。 どうしてここまで劇的なことになってしまうのか。劇的なのは新潟の方か、それとも名古屋なのか。3日後には分かる。頼む。

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『ぼくらの仮説が世界をつくる』…たぶん『シン・ゴジラ』も仮説で出来ている

『ぼくらの仮説が世界をつくる』…たぶん『シン・ゴジラ』も仮説で出来ている

新しいモノやコトを作る人には勇気が湧く一冊のはず。 講談社の敏腕編集者から独立して、作家エージェント「コルク」を起業した佐渡島庸平氏初の著書『ぼくらの仮説が世界をつくる』。新しいモノやコトを生むには、情報や数字よりも自分の中にある価値観に支えられた仮説の方が大事と、佐渡島氏は言う。 ぼくらの仮説が世界をつくる ◇ ◇ ◇ 『多くの人は重要な決断を迫られたときに、できるだけたくさんの情報を集めて、それから仮説を導くと思います。 でも、そうしていると新しいことは何も生まれません』 『仮説を立てるときは、誰でも得られるような数字のデータではなく、「日常生活の中で、なんとなく集まってくる情報」そして「自分の中にある価値観」の方が大切なのです』 これがこの本の主題となっている『仮説が世界をつくる』というところ。情報や数字から新しいものを生もうとしても、前例主義に陥ってしまう。新しいものを作り出すにはまずは前例とかデータとかは横に置いておいて、自分の価値観に基づいて仮説を立てることから始めるのが大事と佐渡島氏は言う。ググれば情報やデータは手に入る時代。差をつけるのはその人の価値観しかない。 ライフネット生命保険社長の出口治明氏も、島澤諭氏との対談をまとめた著書『自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議』で、蓄積してきた知識と経験から編み出した「直観」が物を言うと言っていた。あ、でもその前に「数字・ファクト・ロジック」が大切とも書いているから、アプローチの順番は違うのかもしれない。 自分の半径5mから日本の未来と働き方を考えてみよう会議 (SB新書) 直観を支えるインプットの絶対量を増やすには、人と会うこと、本を読むこと、旅に出ることが大事と出口氏は言う。僕も人・本・旅は意識しているつもりだけど、今の倍くらいに密度を上げたいなぁ。 ◇ ◇ ◇ この「情報より仮説」を読んで思い出したのが、この夏大ヒットした映画『シン・ゴジラ』。なぜシン・ゴジラはヒットしたのか、いろいろ話題になっているけど、例えばこんな意見。 『だって、『シン・ゴジラ』にはラブシーンが無いし、家族愛も無いし、泣かせるドラマも無いし、若い人に人気のイケメンアイドルも出てないし、有名アーティストが手掛けた主題歌も流れないし、まさに無い無い尽くしで「ウケる要素」がほぼゼロの状態なんですよ』 ◇『シン・ゴジラ』はなぜ大ヒットしているのか? : ひたすら映画を観まくる日記アルティメット・エディション http://blog.livedoor.jp/thx_2005/archives/52122481.html ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ これこそまさに「仮説が世界をつくる」ということ。ラブシーンとか家族愛とか泣かせるドラマとかイケメンアイドルとか有名アーティストの主題歌とか…これらはみんなヒットの定石という「情報」だ。情報より監督の中にある仮説をカタチにした結果が、シン・ゴジラのヒットだったと言えるんじゃないかな。 ◇ ◇ ◇ 仮説が世界をつくる話は、『「宇宙人視点」で考える』『「ドミノの1枚目」を倒す』と続く。『おわりに』で書かれた灘高時代の同級生の話にはぐっと来た。僕らが日々している仕事は、どこかの誰かがやりたくてやりたくて仕方なかったのにできなかった仕事なのかもしれない。気候的にもメンタル的にもちょっと寒かったココロがちょっとピリッとした。

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新知事決まる!新潟県で原発再稼働と同じくらい大事な、たったひとつのコト

新知事決まる!新潟県で原発再稼働と同じくらい大事な、たったひとつのコト

原発も大切。でも大事なことはそれだけじゃないはず。次の知事さんは責任重大だ。 16日に投票が行われた新潟県知事選挙で、医師で弁護士の米山隆一氏が、元長岡市長の森民夫氏との接戦を制し初当選となった。前任の泉田路線を継承し「原発再稼働反対」のワンイシューで支持を得た米山氏が、長岡市政17年の実績を持つ元市長を破った格好だ。 ◇ ◇ ◇ たしかに原発は事故が起これば大変な被害をもたらすことは福島を見れば明らかだ。地震国なのだからその稼働には慎重でなければならないのは当然のこと。 でも地方には原発だけでなく様々な課題がある。新潟県が抱える一番大きな課題は、やはり人口減だと思う。総務省が公表した2014年10月時点の人口推計で、新潟県は前年比で0.74%の減と、全国で10番目に高い減少率となっている。ざっくり毎年1万7千人ほどずつ減っていることになる。 ◇40道府県で人口減 仕事求め地方から都市へ : 日本経済新聞 http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFS17H6W_X10C15A4EE8000/ もちろん人口減は新潟県だけでなく全国的な問題だし、新潟県が減っている理由だって、気候とか気候とか気候とか…いろいろあるとは思う。一方で、増減率0.00%の宮城県や、0.32%減にとどまっている石川県のような県もある。同じ雪国北国でも差がついちゃったな、と思う。やっぱり勢いのあるところには人が集まる。経済とか雇用とか、ホント大事。 ◇ ◇ ◇ 差がついちゃったといえば、『NPO法人ふるさと回帰支援センター』(東京都千代田区)が2015年に発表した「移住希望地域ランキング」でも、新潟県はベスト10ランク外。気候とか気候とか気候とか…を除けば「住めば都」と思うんだけど、今ひとつ伝わっていないみたい。 ◇地方移住ランキング! 2015年は上位に変化が・・・!? | nezas(ネザス) https://nezas.net/archives/89828 ランキングの中でも今回大幅に順位を上げた島根県は『県内全自治体が参加する移住相談会を実施するなど、県・市町村・定住財団が一つになった移住者受け入れ体制強化が実を結んだ』という。危機感を持って10年以上前から地道に取り組んできたことが実り始めている。新潟県はその間何をしてきたの?と言いたくもなる。 そういえば新知事となる米山さんの出身地である魚沼市は「シリコンバレー新潟版」という計画があると聞いた。例えば雪に強い新幹線の駅から屋根伝いでそのような街並みができれば、気候とか気候とか気候とか…不利な条件を克服できそう。長岡駅からアオーレもそんな街並みだった。あれを見たときには、長岡市長やるな!と思ったんだけどね。 ◇ ◇ ◇ やるな!と言えば、今回の知事選で夜8時の投票締切と同時に、インターネットで開票速報番組を放送したUX新潟テレビ21。UstreamとYouTubeライブで放送した番組は、テレビで流す選挙速報番組と遜色なかった。地元のテレビ局がテレビではなくインターネットで番組を流すのなんて、初めてじゃない? ◇UX新潟テレビ21 » 新潟県知事選開票速報 https://t.co/djWSwr7hw0 まあとにかくいろいろ時代は変わっている。変化に対応できないと一気に衰退しかねない時代が来ている。ぎりぎり40代新知事の誕生。いろいろ大変だろうけど、新しい時代を切り拓く役割をお願いしたい。前任の継承ばかりじゃなくていいと思うよ。

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麺にパン、粉もんも…コメ消費大国・東南アジアに学ぶコメの食べ方いろいろ

麺にパン、粉もんも…コメ消費大国・東南アジアに学ぶコメの食べ方いろいろ

収穫の秋、ほかほかのご飯はやっぱり美味しい。でもそれだけではコメの消費量は減るばかりだとしたら…学ぶべきは日本以上のコメ消費大国である東南アジアかもしれない。 前回日本人のコメ消費量が50年で半分になったと書いた。日本の国民1人あたりのコメ消費量は世界で50位。そんなに低いの?と驚く。上位はラオスやベトナムなど東南アジアの国が占めている。東南アジアに行くと「ほかほかのご飯」だけではなく、いろんなコメの食べ方があるんだなぁ…と感心する。 ◇ ◇ ◇ まずはベトナムの麺料理フォー。ふにゃふにゃしたあっさり麺と、あっさりした透明スープが合う。香草はお好みに応じて。ベトナムのホーチミン市で泊まったホテルのすぐ前の小路は朝になるとフォーの屋台が出たので、朝食はいつも鶏肉入りのフォーだった。ベトナム名物の甘くて濃いコーヒーと一緒に。 フォーの麺はコメからできている。ラーメンのようにコシがあるとはいかないが、このあっさり味は飲んだ後などにぴったりかも。新潟のラーメンも美味いと評判だけど、飲んだ後の一杯はラーメンよりフォーとなれば、コメ大国の新潟らしいということになるんじゃない? ◇ ◇ ◇ 続いて同じくホーチミン市の屋台で買ったバインミー。バゲットパンに、レバーペーストと肉、大根などの酢の物、そして香草をはさんだもので、最初はバゲットに酢の物と香草が合うの?と思ったが、これがなぜか美味いのだ。ベトナムはフランスの植民地だったが、宗主国からもたらされたバゲットをこのように地元流にアレンジしてしまうのがすごい。 このバゲットがまたパリパリモチモチで美味い。ベトナムのバゲットは米粉を混ぜて焼いているらしい。だから酢の物と合うのか?は分からないけど、焼いてから時間がたっているはずなのにパリッが続くのはきっと米粉のおかげ。新潟でも誰か米粉を混ぜてフランスパンを焼いてみてほしい。 ◇ ◇ ◇ 最後はこの夏マレーシアに行ったときに、カンパーの市場で食べた「香港猪腸粉」というもの。マレーシアは中国とインドとマレーの料理が食べられる食の宝庫で、これは名前からして中国系だろう。なかなか興味深い料理だったので、作ってもらう様子を動画で撮っておいた。 ◇マレーシア・カンパーのマーケットで「香港猪腸粉」を作ってもらった – YouTube https://youtu.be/92mIj9Ro13E 薄く水でといた粉ものを布の上で蒸して、ぷるぷるになったところでエビを巻いて出来上がり。ぷるぷるの様子が豚の腸に似ているのでこの名がついたようだが、名前に反して淡白で美味しい。調べたら、香港では飲茶のメニューだそうで、これもコメから出来ているのだとか。へぇ、小麦かと思った。 ◇ ◇ ◇ 麺もパンも粉もんもコメから出来るなら、まだコメ消費量を伸ばす余地は日本にもありそうだ。コメ王国新潟から発信したいところ。

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10年後「ちゃんと食べられているか?」 日本に迫る食と農業の危機

10年後「ちゃんと食べられているか?」 日本に迫る食と農業の危機

「農業の未来」と聞いても遠い世界に感じてしまうけど、「10年後に僕らは何を食べているか」と聞くと、ちょっとざわっとする。そんな怖い話。 先日行われた高校の同窓会で、母校OBである新潟大学名誉教授の伊藤忠雄先生の講演を聞いた。伊藤先生はもともと土地改良史が専門で、先日『ブラタモリ』でもやっていた亀田郷の話なども面白かったんだけど、これからの日本の農業と食が危機にあるという話がショッキングだった。 ◇ ◇ ◇ 「飽食大国」日本で、食べることに関心を持てない人が最近増えていると言われている。たしかにコンビニへ行けばいつでも好きなものが食べられる日本では、食への執着は薄まっている。海外のコンビニもないような街に行くと、食べられる時にちゃんと食べなきゃ、と思う。 「食料は第2の武器」という。英独は2度の大戦の反省から、食料が自給できる国になった。日本はどうか。2015年度の食料自給率(カロリーベース)は39%。年間1億トンの食料消費のうち半分を輸入に頼っている。兵糧攻めされたらアウトだ。 「戦争なんて起こらないし輸入できればいいんじゃない?」…うん、たしかに輸入できるうちはまだいい。でも最近では例えば大豆は日本より中国が高く買ってくれるという。小麦やトウモロコシといった穀物の価格も投資の対象になり上昇傾向。米国でトウモロコシを作るための地下水が枯渇するという怖い話もある。 日本は米食文化の国というのは過去の話なのかもしれない。2011年には日本の一般家庭におけるパンの消費額がコメを上回ったことが話題になった。国民1人当たりの年間コメ消費量は50年で半分になり、特に20代は2日にご飯茶碗1杯分しか食べない計算という。 農業就業人口は全国で200万人を切った。ここ数年は毎年20万人近く減っており、10年後には農業をやる人がいなくなっているかもしれない。コメの買取価格は下がり続け、60キロで7千円台。作れば作るほど赤字で「田んぼは不良債権」とまで言う稲作農家もあるとか。 ◇ ◇ ◇ 結局もっとコメを食べればいいんじゃない?ということになるけれど、進む洋食化傾向に歯止めをかけるのは難しい。さらには外食中食化も進んでいて、業務用に使われる北海道産のコメより、家庭用で使われることの多い新潟米の方が在庫がだぶついているという話もある。コメ王国新潟にとっても深刻な話なのだ。 そんな伊藤先生がホスト役になって新潟の農業の現在過去未来を語り合うイベントが、今月から県内3ヵ所で始まる。実際現場で農業に携わる人たちも参加して「6次産業化」や複合農業など未来に光が見えるような話も聞けるはずだ。 ◇「水利が拓く 実りの明日へ」キャンペーン連続講座|講演会・セミナー|主催イベント|イベント・くらし|新潟日報モア http://www.niigata-nippo.co.jp/sp/life/event/seminar/20160901277191.html 全国200万人の農業従事者のうち、3分の2が65歳以上という。例えば子どもの進学や住宅ローンを終えて50歳くらいを迎えたサラリーマンが、えいやっと脱サラして農業を始めてもそこそこの収入が見込めるというなら、まだ未来は明るいんだけど…理想論かなぁ。

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Jリーグ残り5試合、勝ち点差4…強豪相手にアルビは奇跡を起こせるか?

Jリーグ残り5試合、勝ち点差4…強豪相手にアルビは奇跡を起こせるか?

誰だよ、今年の試合組み合わせを決めたのは。残り5試合の相手が、鹿島、浦和、ガンバ大阪、そして広島…強豪だらけじゃないか。今年もしびれる残留争いになりそうだ。 Jリーグもいよいよ終盤。アルビレックス新潟はここに来てリーグ戦3連敗を喫し、年間順位15位と低迷している。降格圏の16位名古屋との勝ち点差は4。降格を争う下位6チームの順位と勝ち点は以下の通り。 13位 磐田 勝ち点31 14位 甲府 28 15位 新潟 27 16位 名古屋 23 17位 福岡 19 18位 湘南 19 残り5試合、勝ち点4の差をどう見るかということになるが、アルビの対戦相手は強豪揃い。5チームとも1stステージで勝てていない。一方、名古屋は福岡、磐田、湘南と下位チームとの対戦が続く。甲府も福岡、湘南との対戦を残している。仮に名古屋が下位3チームに勝つようなことになれば、アルビはこの5試合で2勝はしないと厳しい。うーん。 残留争いと言えば2012年が記憶に新しい。いや、この年は今年以上に厳しかった。なんたって8月からずっと降格圏にいたのが、最終節で降格圏から抜け出して残留を果たしたのだから。しかも最終節はアルビが勝っても、降格を争う神戸、ガンバ大阪のどちらかが勝てばアルビの降格が決定する状況。これで残留できたのは奇跡としか言いようがなかった。 ◇ビッグスワンで奇跡を見た – 新潟シモフルのおんぼろビルに暮らす http://yaplog.jp/furumachi/archive/1555;jsessionid=B592191F8235BD9DCC5F4E9B84DD6259.ap_ この最終節は雪混じりの冷たい雨が降る寒い寒い日で、長男とスキーウェアを着込んでビッグスワンへ行ったのだった。スタンドは2万8千人のサポーターで埋まった。こんなに厳しい状況だったけど、みんな奇跡を信じていたように思う。試合が終わり、一瞬の沈黙…そして沸き上がる歓声。今も忘れられない。 実は今年の最終節の1つ前、ガンバ大阪とのアウェイ戦を観に行くことにしている。吹田の新しいスタジアムを一度は見てみたいからねーなどと軽く思っていたが、最悪の事態ではこの試合で降格が決まる恐れがあるという。そんな重要な試合になるなんて…。 そうならないためにも、今度の日曜日のホーム鹿島戦が重要になる。4万人は無理でも、2万8千人が集まれば奇跡は起こせる。

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「BRT」導入から1年…新潟の街はどう変わった?そして古町をどう変える?

「BRT」導入から1年…新潟の街はどう変わった?そして古町をどう変える?

1年経つけど未だに「連節バス=BRT」と思っている人が多い。じゃあBRTって何?と聞かれると、うーん、毎日乗っていてもうまく説明できないな。 新潟市に新バスシステム「BRT」が導入されて1年が過ぎた。BRTとはBus Rapid Transitの略で、日本語ではバス高速輸送システム。新潟駅〜万代〜古町〜市役所〜青山間をBRT化して定時高速輸送を目指すということだけど、実際にはやたら郊外線が重複して走る同区間はBRTに乗り換えてもらい、郊外線の運行効率を上げようというのが新潟方式のBRTとなっている。うまく説明できていますか。 ◇ ◇ ◇ 1年前は大変だった。慣れないバス同士の乗り換えとシステム不備などで混乱した。利用者はもちろん、バス会社や市役所の人も相当神経をすり減らしたことだろう。 ◇新潟BRT初日でRYUTOにトラブル発生!窓口で160円返金してもらう https://furumachi11.wordpress.com/2015/09/05/ 『「本日システム不具合のため、新潟交通の路線バスは全線無料です」 月曜日の朝からビックリ。夜行バス明けの寝ぼけたアタマが目覚めた』 ◇乗り換えするけど「接続」はしない?開業3日目新潟BRTに新たな問題 https://furumachi11.wordpress.com/2015/09/07/ でも個人的にはBRTになってよかった。特に万代シテイから古町に向かう時に、萬代橋東詰のバス停を右往左往する必要がなくなったのは大きなメリット。郊外行きはともかく、BRT区間は以前よりは分かりやすくなった。 ◇我が家にはメリットが大きい新潟市のBRT導入 便利になった3つのこと https://furumachi11.wordpress.com/2015/09/15/ 1年前のBRT導入以来、新潟交通は次々改善策を打ち出している。僕らの意見を反映してもらえるかも、と思えるようになったのは大きい。 『新潟交通がホンキだ。連節バスを快速にすればいいとは思っていたけど、こんなに早く実現するとは』 ◇BRT開業から3週間…「第2のバス革命」連節バス快速化でどう変わる? https://furumachi11.wordpress.com/2015/09/19/ ◇ ◇ ◇ 1年が過ぎ、最近の報道によるとバスの利用者数はほんの少し増えたようだ。『開業1周年を迎えた新バスシステムの利用者が2015年9月から16年6月までで約1666万人と前年同期から0.9%増加した』という。高齢化で生産人口が減る中で健闘していると言える。 ◇新潟市の新バスシステム導入から1年 利用者減に歯止め効果 : 日本経済新聞 http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO06894890V00C16A9L21000/ 一方で、BRT導入が古町エリアの活性化につながっていないという声は根強い。でもこれはバスのせいだけとは言い切れないと思っている。前に住んでいたおんぼろビルを売ろうとしてよく分かったのが、最寄り駅から歩いて30分という時点で、東京基準ではなかなか売れないということ。チェーン店が古町に出店しにくいのも同じ理由か。 究極的には軌道の「古町駅」ができること。でもそれはたぶんもう叶わない。新潟駅周辺への集中はさらに進む。そんな中で古町はどういう街になるのか、考えないといけない。新潟駅から来るバス路線は分かりやすくなった。「東京のコピー」の駅前や万代とは違う街をいかに打ち出し、カタチにするか。…あれ?バスの話から反れた。 いずれにせよ、最寄り駅から離れた古町にとってバスは欠かせない。BRTは今が完成形ではなく、これからもいろいろ改善されていくはず(ですよね?)。注目し続けたい。

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タモリさん、新潟へ…「新潟は”砂”の町」!? NHK『ブラタモリ』の着眼点

タモリさん、新潟へ…「新潟は”砂”の町」!? NHK『ブラタモリ』の着眼点

「砂の町」には、そう来たか!と思った。「港町」では中央区の一部だけでしょ?と言われるし、「米どころ」ではそれこそ新潟市だけじゃなく平野全体になってしまう。そう、砂の町なんですよ、新潟市は。ウチの庭だって、掘れば砂だらけだし。 遅ればせながら7月にNHKで放送された『ブラタモリ』の新潟編を再放送で観た。録画しながら定食屋さんに出かけたら、ラッキーなことにちょうどお店のテレビでも流れてて、お店の人や他のお客さんと一緒にパブリックビューイング状態で楽しめた。以下、ネタバレあり。 冒頭「新潟ってどんなイメージですか」と近江友里恵アナウンサーの問いかけに、「申し訳ないんだけどあんまり(イメージが)ないんだよね」とタモリさん。やっぱりそうなんだよね、残念だけど。そんなお二人を「砂の町」のテーマに沿って案内するのは、新潟の街歩き名人、野内隆裕さんだ。 この野内さんがいなければ、ブラタモリが新潟に来ることもなかったのではないだろうか。それくらい新潟の埋もれた歴史を発掘している。それに野内さんが何年もかけて古町の小路や西堀通りのお寺に案内板を作ってくれたおかげで、今や古町周辺はポケスポットがたくさんある街になっている。ポケモンGOユーザーは感謝しなければならない。 砂の町を巡る街歩きは、砂丘の上の日和山展望台から始まる。実は我が家のすぐ近く。タモリさん、来ていたんだなぁ。当日のロケはかなり箝口令が敷かれていたらしく、関係者以外にはほとんど知らされていなかったようだ。当日Twitterなどで「人情横丁にタモリがいる!」などの書き込みがあった程度だ。 人情横丁ではいきなりの大雨に遭ったり(海沿いにある新潟市は天気の変わりやすい街だと思う)、老舗料亭の鍋茶屋では芸妓さんに「エロインピツ(色鉛筆)」の新潟弁を教わったり(新潟弁はイとエが逆になるという定番ネタ)と、新潟らしいロケを展開しながら、次は亀田の方へ。 亀田で砂?と思うかもしれないが、亀田郷と言われる一帯にはいくつもの砂丘が連なっている。日和山ほどの急な砂丘ではないが、今も大江山や山二ツ、紫竹山、牡丹山…などなど「山」のつく地名は、平野に筋状に連なる砂丘の名残りだ。そして砂丘の間は低湿地の田んぼとなっていた。 僕が10歳の時に豊栄へ引っ越して、いきなり博物館で、胸まで水に浸かって田植えをする映像を見せられたのを覚えている。「地図にない湖」と言われた当時の田んぼの映像は衝撃的だった。胸まで水に浸かって植えた苗は、何に根付いて育っているのだろう…? 未だに謎だ。 そんな亀田や豊栄も今では乾田が広がる穀倉地帯に。それは何のおかげか?と言えば、排水機場ということになる。海抜マイナス地帯から水を押し上げる巨大ポンプが24時間体制で働いて、低湿地の水を信濃川などへ吐き出している。このあたりの話は「水と土の芸術祭」で聞いた。水と土?それとも砂?…まあ、どちらでもいいか。 さて『ブラタモリ』、次回9月3日の放送は佐渡の特集という。6月に佐渡に行った時、バスガイドさんが「タモリさんの頭上をトキがくるりとまわって飛んでいったんですよ」と話していた。そんなシーンも出るだろうか。注目したい。

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なんて便利なシェアリングエコノミー!シンガポールで「Uber」を使ってみた

なんて便利なシェアリングエコノミー!シンガポールで「Uber」を使ってみた

「もうすぐあの角を曲がって来るよ」と、スマホを見ながら妻が言う。おー、ホントに来た。Uber(ウーバー)が世界を席巻する理由がわかった。 今回初めてシンガポールでUberを使ってみた。インターネットを通じてモノやサービスを個人間で貸し借りする「シェアリングエコノミー」代表格のUberは、ネットアプリを使って自家用車をタクシーにしてしまうサービスだ。 シンガポールのジュロンイーストスタジアムでアルビレックス新潟シンガポールの試合を観た帰り、時間はもう夜10時近くになっていた。郊外のジュロンイーストから中心街近くのホテル最寄り駅までは地下鉄で30分ちょっとかかる。「Uberにする?」と妻。いいけど、こんな郊外でも夜なのに来てくれるの? スマホでUberのアプリを開く。10分ほどで来てくれるという。へぇ、意外と走ってるんだなぁ。Facebookと連携しているので、ドライバーさんの顔も名前も事前にわかって安心だ。指定したバス停のところで待っていると、トヨタのWishがやって来た。普通の乗用車だが、乗り込むと運転席にスマホが固定されてて、ドライバー用のUberアプリが立ち上がってる。 Uberアプリはナビも兼ねている。呼ぶ時に行き先もアプリを通じて伝わっているので、ドライバーはアプリの指示に従ってクルマを走らせる。つたない英語で行き先を言う必要がないのもいいところ。運転も普通に安全運転で、高速道Pan Island Expresswayを使って20分ほどでホテルに着いた。 料金は27.5シンガポールドル(約2千円ちょっと)。Uberアプリは事前にクレジットカードを登録しており、料金は自動でカード決済される。お金の受け渡しがないのは互いに気楽だ。自動運転のタクシーが登場するとしたら、きっとUberだろう(と思っていたら、本当にシンガポールで自動運転タクシーの実験が始まったらしい。やっぱりシンガポールが世界で最初だったか…。→Singapore Gets World’s First Self-Driving Taxis http://www.wsj.com/video/singapore-gets-world-first-self-driving-taxis/ED8FF11C-E50D-4362-86C4-212B3C19A5CB.html ) シンガポールはタクシーも安心して乗れる国。それでもこれだけUberが普通に快適なのだから、何年かするとタクシーは全部Uberになっているかもしれない。タクシーの質にばらつきが目立つマレーシアはなおのこと。マレーシアには、タクシーか自家用車か選んで呼べる「Grab」というアプリもあって、気軽に移動できるから国産のクルマが売れなくなるという話さえあるという。 一方、日本では、自家用車を使って有料で乗客を運ぶのは「白タク」として禁じられている。既存のタクシーやホテルなどがちゃんと法で守られている日本には、UberやAirbnbなどのシェアリングベンチャーがなかなか参入できない。それだけ既存のサービスを安心して使えるということなのだけど、ユーザーにとっては不便な国ということになりかねない。 これから高齢化と人手不足が進む時代に、手軽な移動手段としてUberは有効だと思うんだけどなぁ。

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半世紀前のバスターミナルから先進交通ハブへ…マレーシア高速バス3時間の旅

半世紀前のバスターミナルから先進交通ハブへ…マレーシア高速バス3時間の旅

半世紀前から時が止まっているかのような田舎町のバスターミナルから、首都に新しくできた交通ハブへ。3時間で50年も移動した気分だ。 お盆はシンガポールからマレーシアへ、約1週間の旅に出かけていた。マレーシアでは、首都クアラルンプール(KL)から特急列車で2時間ほどの田舎町、カンパーに行った。今夏も昨年に続き、妻と子どもたちがカンパーの学校に約1ヵ月間、短期留学していたのだ。 カンパーは、もともと錫(スズ)から作る合金、ピューターの生産で栄えた街だ。駅を降りると、錫で栄えた時代の古めかしい建物が並ぶオールドカンパーが広がり、その北には2002年創立のトゥンク・アブドゥル・ラーマン大学を中心とした真新しい学生街がある。街の規模としては胎内市の中条くらいだろうか。 田舎町とはいえ中心街はにぎわっている。オールドカンパーの中心にはマーケットと屋台街があって、朝から多くの人が集まっていた。マーケットではその場で鶏を絞めたりしていて、日本ではなかなか見られない光景がある。中華系の多い街だそうだが、豚肉を扱うマーケットは別棟になっているのはイスラム教の国らしい。 カンパーのバスターミナルはそんなマーケットのすぐ近くにある。最近はマレーシアの国鉄も充実してきて特急列車が走ったり駅舎が新しくなったりしているが、庶民の移動手段は今もバスがメーンだ。バスターミナルは古めかしい街並みに違和感なく、実に味わいのある建物だった。錫で栄えた頃から変わらないのかもしれない。 帰りはここから高速バスでKLへ。途中の街に寄りながら約3時間、KL郊外の「TBS」へ向かう。TBSと言ってもテレビ局ではない。正式名称はマレー語で、Terminal Bersepadu Selatan。マレーシアが国の威信をかけて整備したバスターミナルだ。 その規模はバスターミナルの想像を超える。ロビーはバスターミナルというよりもまるで空港みたいだ。それもそのはず。ここは単にバスターミナルだけでなく、国鉄駅やLRT(地下鉄)駅ともつながる交通ハブなのだ。KL中央駅から空港へ直結する特急列車も発着するし、大きな立体駐車場も完備している。 カンパーとの違いにくらくらしそうになる。LRTに乗り換えると見えてくるのが、中央駅周辺に建ち並ぶ50階ほどの高層ビル群。田舎と首都の差は日本以上に広がっているようだ。

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ここはシンガポールの中の新潟? アルビ新潟SGホームゲーム観戦記

ここはシンガポールの中の新潟? アルビ新潟SGホームゲーム観戦記

アルビがホームゲームで4-0の大勝利! シンガポールの話だけど。 お盆はシンガポールからマレーシアへ1週間の旅に行っていた。シンガポールでは、サッカー・シンガポールリーグのアルビレックス新潟シンガポール(アルビSG)対ヤングライオンズの試合を観てきた。 アルビSGの試合を観るのは今回が2回目。前回はアウェイゲームだったから、ホームゲームは今回が初めてだ。シンガポールの西側郊外、中心部から地下鉄東西線で約30分行ったチャイニーズガーデン駅近くにあるジュロンイーストスタジアムがホームスタジアムだ。 現地に着いてまず驚いたのがアルビSGの売店などのスタッフ。みんな日本語が話せる、というか、みんな日本人のようだ。当たり前と言われるかもしれないが、シンガポールに着いてシングリッシュの洗礼を受けまくってきたから、この安心感は大きい。 シンガポールリーグカップ連覇を記念したTシャツを買って、スタジアムに入る。シンガポールリーグカップというのはJリーグで言うナビスコカップみたいな感じ。そう、アルビSGは強いのだ。リーグ戦も現在首位にいて、チームの今季の目標はリーグカップ、シンガポールカップ、リーグ戦の3冠なのだとか。 1000人ほど入りそうなスタンドも日本人が多い。ピッチには見慣れたオレンジブルーのユニフォームの子どもたち。サッカースクールの子どもたちらしい。試合前に踊るチアリーディングも子どもたち。中には現地在住らしい子どもも見える。さすがNSG、ここでもスクール経営がいい効果を生んでいるようだ。 すぐ近くで観ていた駐在員の奥さまも、子どもがサッカースクールにいるらしく「シンガポールに来るまでは、アルビレックス?Jリーグ?って感じだったんですけど…」と話していた。これをきっかけに、彼女らご一家が日本に帰国してからも、アルビ戦を観に来たりしたらちょっとすごい。 7時30分キックオフ。相手のヤングライオンズというのは、選手の大部分はシンガポールU-23代表で構成されていて、実質この世代のシンガポール代表チームなのだとか。それがリーグ戦を争っているのは今ひとつピンと来ないが、そんな代表チーム相手にもアルビSGは優位に試合を進め、後半開始早々1点を先制する。 そして試合終了近くに相手選手が一発レッドカードで退場して数的優位に立つと、立て続けにゴールを決める。終わってみれば4-0の大勝利。選手たちの勝利のラインダンス?に、スタンドは大盛り上がり。アルビでこんな試合が観られたのは久しぶりだ。ご本家新潟のアルビにも少しこの勢いを分けてほしいくらいだよ。 さて、最後にちょっと内緒話。この試合の入場料は6シンガポールドル(約500円)と、日本よりかなり安いのだけど、今回我が家はタダで観てしまった。スタジアム近くのホーカース(フードコート)に、日本料理を出すその名も「アルビー食堂」というお店があるのだけど、そこで食事をしたら入場券をくれたのだ。ムスメは久しぶりに食べるサバの塩焼きを大絶賛していたし、こっそりおすすめだ。 さてリーグ戦の残りは6試合。2位タンピネス・ローバースとの勝ち点差は、なんと1しかない。シンガポールリーグカップに続いて新潟の名をシンガポールに轟かせるか。注目したい。

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お盆でも往復3万円台!新潟空港発着、中国東方航空で行く東南アジアは超格安

お盆でも往復3万円台!新潟空港発着、中国東方航空で行く東南アジアは超格安

お盆期間でも早めに予約すれば、新潟空港発着で東南アジア往復がなんと39,380円。やはり上海経由の中国東方航空は最強だ。 今年もお盆期間はマレー半島へ行くことにしている。今年は新潟空港から上海経由でシンガポールへ飛んで、先に現地に行っている家族と合流。エアアジアでクアラルンプール(KL)に向かい、KLからやはり上海経由で新潟へ帰るという約1週間の行程だ。 ◆中国東方航空で海外が近くに 今回はExpediaで2ヵ月近く前に予約して、燃油代や空港税など込みで往復39,380円。お盆だから少し高めだったけど、先に現地へ向かった家族は往復1人3万3千円台だった。話題のLCCよりも安いだろうし、何より新潟空港から行けるというのが楽でいい。毎週水・土曜の週2便しか飛んでいないのがネックと言えばネックだが、これなら国内旅行より安い。 安いからというわけでもないだろうが、トラブルもないわけではない。昨年は上海経由でKLへ向かう予定だったのだが、新潟空港から上海へ行く飛行機が遅れてKL行きに間に合わなかった。上海浦東空港は超巨大空港で、管制の都合でこういうことが時折あるのだ。 ◇フライト遅れでKL行きに乗れず…思いがけず2週間ぶりのシンガポールへ | 新潟シモ古町 ときどき脳内マレー半島 https://furumachi11.wordpress.com/2015/08/29/%e3%83%95%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%88%e9%81%85%e3%82%8c%e3%81%a7kl%e8%a1%8c%e3%81%8d%e3%81%ab%e4%b9%97%e3%82%8c%e3%81%9a%e6%80%9d%e3%81%84%e3%81%8c%e3%81%91%e3%81%9a%ef%bc%92%e9%80%b1%e9%96%93/ 上海からKLへ向かうのは1日1便のみ。上海に1泊(宿泊料金は航空会社が出してくれるだろう)して翌日の飛行機で行くのが通常のパターンだろうが、この時はシンガポール行きに乗り換えることにした。シンガポール行きが上海を出るのは深夜1時。通常ダイヤなら上海乗り継ぎで9時間もあるから、上海着が多少遅れても余裕がある。 今回は最初からシンガポールに向かう行程だから、多少遅れても乗り継ぎできなくなる心配はないだろう。むしろ乗り継ぎ時間の9時間をどう過ごすか。リニアと地下鉄を乗り継いで上海の街まで行ってみようか。それとも話題の上海ディズニーランドを、入り口だけチラ見して来ようか。 ◆ASEAN移動はエアアジア最強 シンガポールからKLへは今回はエアアジアで飛ぶことにした。フライト時間は約1時間。これで家族4人で18000円ほど。これでも十分安いのだが、数日前にKLからシンガポールへ家族3人が来る時は3人で7千円ほどで予約できた。ASEAN圏内はエアアジアを使えば高速バス並みの気軽さで移動できる。 かつてはマレー鉄道の夜行列車で行き来したこともあった。なかなか味のあるおんぼろ列車で、個室の2段ベッドに寝ながら移動するのも楽しかったのだが、最近はどういうわけかほとんど予約ができなくなってしまった。マレーシア国内の鉄道網の特急化が進んでいるのが影響しているのかもしれない。 ◇深夜特急から朝の動物園へ – 新潟シモフルのおんぼろビルに暮らす|yaplog!(ヤプログ!)byGMO http://yaplog.jp/furumachi/archive/1569 昨年はシンガポールからマラッカまで高速バスで行ったりもした。先に書いた上海での乗り継ぎ失敗で、シンガポールから陸路でマラッカを目指したのだが、これはこれで楽しかった。ジョホールバルのラーキンというバスターミナルがこれぞローカルって感じで、空港などにはない味わいがある。突然アザーンが喧騒のターミナルに鳴り響いたり。 ◇思いがけずシンガポール~マラッカ260kmバス乗り継ぎの旅 | 新潟シモ古町 ときどき脳内マレー半島 https://furumachi11.wordpress.com/2015/08/29/%e6%80%9d%e3%81%84%e3%81%8c%e3%81%91%e3%81%9a%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bd%9e%e3%83%9e%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%ab260km%e3%83%90%e3%82%b9%e4%b9%97%e3%82%8a%e7%b6%99/ 今回は一気に飛んでしまうけど、またいつか陸路をトコトコ移動してみたいと思う。

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庵野総監督の新解釈!『シン・ゴジラ』がすごい【後半ネタバレあり】

庵野総監督の新解釈!『シン・ゴジラ』がすごい【後半ネタバレあり】

評判は聞いていた。でも怪獣映画でしょ?と、少しなめていた。すみません、すごい映画でした。先入観抜きで、大スクリーンで観てほしい。 先日公開になったばかりの映画『シン・ゴジラ』を観てきた。12年ぶりの日本製ゴジラ映画ということだったけど、実は日本のゴジラ映画は観たことがない。ハリウッド製「ガズィーラ」も一昨年に話題になったのではなくて、20年ほど前のを観たきり。ついでに言うと、総監督の庵野秀明氏の代表作、エヴァンゲリオンも観たことがない。 …とないない尽くしなのだが、『シン・ゴジラ』については土曜日くらいからツイッター上で評判がすごかった。 「いいよ!! めちゃくちゃいいよ!」 「シン・ゴジラはすごい。書いても書いても文章が出てくる」 「対ネタバレ食らう前に見た方がいいです」 「シン・ゴジラめちゃくちゃ面白いぞ!! 2周目行ってくる!」 「ありがとう庵野監督。 今日まで生きていてよかった」 ここまで言われたら観ないわけにはいかない。 感想は…とにかくすごかった! これまで観たことのないCGゴジラの大迫力、自衛隊や米軍まで総動員したリアルな戦闘シーン、未曾有の事態に対応しようとする政府の緊張感と無力感、そして絶望の縁から立ち上がる力強さ。これらが約2時間に詰まっていた。ニッポンもニッポン映画も捨てたもんじゃない、というか、最高だ! ぜひこれはネタバレ食らう前に劇場で観てほしい。 というわけで、以下ネタバレ。 … … … … … … … … … … やはり表現者にとって、5年前の東日本大震災の影響は大きかったのだなぁ…と改めて。ゴジラが最初に東京に上陸して、未曾有の事態に対応しようとする政府関係者の様子は、その混乱ぶりも含め東日本大震災の発生時を思わせる。そして最後、「ヤシオリ作戦」でゴジラを倒す最終兵器は、福島第一原発に投入されたのと同じポンプ車。命がけのポンプ車が日本を救ったのだ、原発もゴジラも。 この映画の社会派な部分は日米安保法制をもあぶり出す。途中、ゴジラが東京都心を焼け野原にし絶望の縁に立たされたところで、アメリカが介入しようとしてくる。核爆弾でゴジラを攻撃するというのだ。もう、ムチャするわ〜と思うけど、これこそが自国の防衛を他国に頼る恐ろしさ。だからこそ映画的には日本で何とかしようという緊急対策チームの痛快ぶりが際立つのだけど、現実で考えると少し怖い。 …などという社会派な部分を抜きにしてもエンターテインメントとして十分楽しめる。最後のヤシオリ作戦で、新幹線に在来線、高層ビルまで総動員して「ニッポン対ゴジラ」を演出するのは少し笑ってしまう。ありがちな「愛する人のため」みたいなお涙頂戴もなく、石原さとみと恋愛関係になることもなく、全体にさらりとしているのも僕好み。観終わって爽やかな印象が残った。 さて明日1日は映画の日。平日だけど、万代のTジョイでは夜7時台と9時台に上映があるので、仕事帰りでも間に合う。きっとこれは何年も語り継がれる作品になる。特撮好きもそうでない人にも楽しめるはずだ。

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海外で日本のJリーグ中継を観る方法…スカパー+Nasneでカンタンに観られる!

海外で日本のJリーグ中継を観る方法…スカパー+Nasneでカンタンに観られる!

長男が海外へ行く条件。それは現地でもアルビレックス新潟の試合中継が観られること。お隣シンガポールにもアルビがあるんだから、それでいいじゃない?と思うけど、そうはいかないらしい(そりゃそうか)。 今回マレーシアへ行って、最初の土曜日。現地でもアルビの試合が、無事Wi-Fiをつないだタブレットで観られたらしい(写真は野球が映ってるけど、実際に観ていたのはアルビ。Wi-Fiが入るランドリーで観ていたようで)。アルビも久しぶりに勝ったし、「最高の週末」をマレーシアで過ごしたというわけだ。 どんな仕組みで観たか。それにはまず、我が家のテレビまわり事情を知る必要がある。 もともと前の家は電波障害でテレビ電波が入らず、光回線を使うフレッツテレビでテレビを観ていた。光回線とルーターがアンテナ代わりと思ってもらえばいい。このフレッツテレビでスカパーのJリーグパックも契約していたので、パラボラアンテナ代わりにもなっていたことになる。 引っ越しで新居に移っても、フレッツテレビはそのまま使い続けることにした。さらに、リビングにテレビがなくても各自がスマホやタブレットで観られればいいよね、とソニーのNasneを導入してフレッツテレビのルーターとつないだ。これで我が家はWi-Fiでテレビ電波が飛んで、手元のスマホのNasneアプリでテレビが観られるようになった。 このNasneがすごいところは家庭内Wi-Fiでテレビが観られるだけではない。出先からでもNasne経由でテレビが観られるのだ。さらに今回妻と子どもたちが出発する時に、フレッツテレビと契約したB-CASカードをNasneに差して行った。これでフレッツテレビで観られるチャンネルはすべて、Nasne経由で出先でも観られるはず。 でも思う。国境を超えたら観られないんじゃないの? そもそもスカパーでJリーグパックを契約していれば、出先でもスマホやタブレットで中継が観られるはずだったのだ。しかし!昨年マレーシアではなぜか観られなかった。国境は低くなっているはずだけど、放送業界の国境は今も高いということか。 そして今回はNasneを導入することとなった。自分で書いてても複雑でわけが分からなくなるが、Nasneは国境の問題も無事クリアして、マレーシアでもアルビ戦を観ることができた。まずはよかった。でも来年はまた事情が変わるんだろうなぁ…。 ◇格安中継、スマホが主役 Jリーグ放映権2100億円で契約 : 日本経済新聞 http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASDZ20HTU_Q6A720C1TI5000 ところで…来週土曜日はブラタモリの新潟の回とアルビ戦中継がモロに重なっている。Nasneで同時に観られるのは1チャンネルだけだ。これは5000キロを超えたチャンネル争い勃発か!? どこかでパブリックビューイングしないかなぁ、ブラタモリの。

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学費+寮費が1年で1.5倍以上!それでも割安なマレーシアで英語漬け夏休み

学費+寮費が1年で1.5倍以上!それでも割安なマレーシアで英語漬け夏休み

最近物価上昇が激しいと聞くマレーシア。でもまさか1年で1.5倍になるとは。マレーシアリンギ安に助けられたけど。 この夏も、妻と子どもたちは昨年夏に続いてマレーシアの学校の4週間プログラムに行くことにした。昨年と同じ、首都クアラルンプール(KL)から特急列車で2時間ほどのカンパー(Kampar)という田舎町にある学校に寮から通う。寮に親子で入れるというのがポイントだ。 ◇子ども2人寮費込み4週間30万円から!マレーシアで英語漬けの夏休み | 新潟シモ古町 ときどき脳内マレー半島 https://furumachi11.wordpress.com/2015/07/05/%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%ef%bc%92%e4%ba%ba%e5%af%ae%e8%b2%bb%e8%be%bc%e3%81%bf%ef%bc%94%e9%80%b1%e9%96%9330%e4%b8%87%e5%86%86%e3%81%8b%e3%82%89%ef%bc%81%e3%83%9e%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%82%a2/ 当初、実は迷っていた。昨年は学費+寮費が親子3人で4週間9366リンギ、30万円ちょっと。4週間の寮費も込みならいいんじゃない?と思っていた。実際に4週間通って子どもたちが英語を話せるようになったかというと…ムスメは英語よりも「自分の名前、ハングルで書けるようになったよ〜」。日中韓から集まる学校だったようで。 そして今年も行きたいと言うから募集チラシを見たら、学費+寮費が親子3人で4週間14575リンギと、まさかの1.5倍以上になっていた。日本円にすると47万円!? ひゃー、新興国の物価上昇恐るべし! うーん、どうしよう…。 でも待てよ。このチラシ、1マレーシアリンギ=33円で計算されている…。実際にはマレーシアリンギは昨年8月以降下降基調に入っていた。上海から始まった世界的な株安や、国営企業ペトロナスの不調などが原因とされているが、中国との関係が深いマレーシアのこと、「中国がクシャミをすれば…」ということなのだろう。 今はどうなっているかというと、1マレーシアリンギ=26円ほど。これで計算すると40万円を切る。いや、たしかに安い買い物ではないけど、でも「世界は広い。でもつながっている」というのをこの時期に体験することは意義があると思ってる。英語が話せるようになれば言うことなしだけど…まあいいや。 それにしても、内需産業がそれほど強くなく輸入に頼りがちなマレーシアで、この物価上昇と通貨安は何かと大変そうではある。テロの心配もないわけではない。でもそれが世界だと思う。平和な新潟にいては感じられない何かを感じて来てくれればいいな。

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今年の夏はやすらぎ堤で外ビール!水辺の街なかビアガーデン始まる

今年の夏はやすらぎ堤で外ビール!水辺の街なかビアガーデン始まる

札幌は大通り公園、横浜なら山下公園、そして新潟はここ、やすらぎ堤。ビアガーデンも始まり、人が集う街なかの広場になりそうな予感がする。 梅雨明けも間近で、いよいよ外ビールの季節。新潟市の信濃川やすらぎ堤、萬代橋から八千代橋の間で「ミズベリング」と呼ばれるにぎわい空間の営業が始まった。川沿いの堤防に5つのビアガーデンと7つの飲食店が並ぶという。 ◇ミズベリング信濃川やすらぎ堤  新潟市 https://www.city.niigata.lg.jp/smph/shisei/toshikeikaku/machisai_top/mizbering-yasuragi.html もう20年ほど前になるだろうか。夏の札幌に行ったら、街なかを貫く大通り公園が丸ごとずらりビアガーデンになっていたのに驚いた。丁目ごとにビールメーカーがビアガーデンを展開してて、席数は合わせて1万席以上! さすが北の観光都市だと思ったものだった。 新潟だったらどこがいいだろう。街なかに大きな公園は少ないけど、どーんと街を貫く信濃川があるじゃないか。ここが新潟市の大通り公園になるのでは? そう思ってから、約20年。やすらぎ堤の整備は進み、萬代橋近くのサンセットカフェも定着した。機が熟したということだろうか。 そしてこの夏、いよいよミズベリング信濃川やすらぎ堤として、河川空間が「開放」された。新潟市内などの飲食店オーナーが様々なお店をオープンするという。7月7日には乾杯イベントも行われるというので、開店前にぶらり歩いてみた。 萬代橋の東詰階段を降り、川沿いの道路を渡る(萬代橋から直接降りられるといいんだけど…)。見慣れた萬代橋サンセットカフェの手前に、もうひとつテントが立っている(写真1枚目)。「kichi’s bar」という、ハイボールのお店らしい。 サンセットカフェを過ぎ、やすらぎ堤を八千代橋方面に歩くと、見えてくる赤ちょうちんは古町や駅前でもおなじみの「おでん屋じゅんちゃん」(写真2枚目)。この日はまだ少し肌寒くて、ここのカウンターが一番にぎわっていた。予定では11月いっぱいまで営業するのだとか。水辺の屋台でおでん。いいねぇ。 NSTの前にはビアガーデンがずらり。エアストリームとウッドデッキがリゾートな雰囲気を醸し出しているのが「PIC NIQ(ピックニック)」(写真3枚目)。最近あちこちに店を増やしているNIQというお店の系列らしく、お肉メニュー中心にバーベキュー的な展開をしてくれそうだ。 八千代橋(こちらは直接やすらぎ堤に降りられる)から眺めるとビアガーデンのパラソルがずらり(写真4枚目)。東南アジアの屋台街を思わせる。まだ開店前でひっそりしていたけど、ここがにぎわってくると街なかの風景も変わってきそうな気がしている。

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