着物日記 

8月第三週の仕事着 ~イベントで着た着物着回し

8月第三週の仕事着 ~イベントで着た着物着回し

水曜からお盆休み明けの営業なのだが、10月上旬並みの涼しさ。これで浴衣を着るのはちょっとはばかられるので、薄物に。 着物 : 8月頭のイベントで着たサマーウール。風通しをしていたので、そのまま着ることに。イベントの時に写真を撮り忘れたので、ちょうどいいかと。地色が生成りなので、透け感も目立たなくて、そこもいい。 帯 : 母からのお下がり。紺地で帯自体は大好きなのだけれど、私の持っている着物との相性が、それほどよくはない。なので、先日イベントの時に締めた帯ではなく、これを選んだ。じゃあイベントの時もこれにすれば、というところだが、この帯、長年使っているのでノリが切れてきたせいか、

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8月第二週の仕事着 2点目 ~涼しい色柄で

8月第二週の仕事着 2点目 ~涼しい色柄で

なんと水曜は東京も37度越え! なるべく涼しげなものを、と思ってこれに。 着物 : 人形町の立花屋さんで購入。縦ラインのぼかしと、色が涼しそうかなと。もともと白と紺の地色が好きなので、そればかりになりがち。その打開策だった。店で浴衣を着る時は、お祭りに下駄でというわけではないから、お出かけよりも少し長めに着る。お座敷なのでもちろん足袋も。これだけで浴衣が少しランクアップ。 帯 : これも立花屋さんで購入した半幅。違う色を探していたのに思わず買ってしまった一本。

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8月第二週の仕事着 ~今年も浴衣

8月第二週の仕事着 ~今年も浴衣

今週から浴衣。台風が近づいているので、これなら外で濡れても安心。 着物 : 銀座の呉服屋さんで見つけた一枚。自分で選んだ初めての浴衣。これを着ながら思ったのだが、今度買い足す時は、そろそろもう少し細かい柄のものにせねば、と。こういう大きな柄は涼しげだし、浴衣らしくて好きだけれど、浴衣も長持ちするので、これから10年着るなら、渋めがいい。 帯 : 白に赤い模様の博多。今日はとりあえず文庫に締めた。締めながら、つくづく

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8月5日店でのイベント「怪談噺」での仕事着

8月5日店でのイベント「怪談噺」での仕事着

先週土曜日の着物。店でのイベント「怪談噺」の際に。バタバタして写真を撮り損ねたので、出演者様との記念写真のみ。手前は講談師・神田山緑さん。後ろは落語家の三遊亭楽大さん。 着物 : サマーウール。もっと涼しい着物もあるけれど、シワになりにくい、という点で、汗ばむ時期、座りジワが気になるこんな日にはぴったり。人形町の立花屋さんで購入。最近あまり見ない生地だけれど、仕事着には重宝するので、見つけたらまた買っておこうと思っている。 帯 : 桔梗の織模様が入った名古屋帯。母からのお下がり。というか母も今も締めている。少し短めなので、畳んだ折り目を中に隠すことが母にとっては難しく、切ってつけ帯にするらしい。私にもギリギリの長さで、きっちり遊びなく締めないといけない。よくお太鼓の真ん中にきつい折り目が出ている方がいるけれど、しまう時にお太鼓に折り目が出ないように畳むか、そこを避けて締めるかした方が綺麗なのにな、と思う。 この日は一日、昼間の暑い時間から着るので、お出かけ用の麻の襦袢で涼しく。

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8月第一週の仕事着 2点目 ~涼しいので小千谷

8月第一週の仕事着 2点目 ~涼しいので小千谷

本当は今週後半から浴衣にするつもりだったが、木曜日が割と涼しく、浴衣っていうわけにもいかないなぁということで変更。 着物 : 薄鼠色の小千谷縮。人形町の立花屋さんで購入。着やすくて大好きな小千谷縮だけれど、仕事で2日連続できると、ツマの部分がくるっと丸まってしまうので、3日間着る週前半には選ばない。だいたい秋口、暑いけれど薄物はね、というときにごまかしで着ることが多い。この小千谷は色が薄いので、透け感が目立たない。その辺が秋口にいい。 帯 : 人形町にあった頃のながもち屋さんで3000円だった! 中に隠れる部分にシミがあったのでこの値段だったのだと思う。加えて、表地が薄くて硬かったので、すぐに切れるなと思ったけれど、この安さ! そして案の定、

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8月第一週の仕事着 ~すべてをさわやかに

8月第一週の仕事着 ~すべてをさわやかに

いよいよ8月。そろそろ浴衣に変えようかと思うが、夏の仕事着、もう一枚だけ着てから。週の途中で芸者さんが入る席もあるので、浴衣はちょっとな、という感じなのだ。今回はとにかくさわやかに。 着物 : 浅草橋の丸中という問屋さんで購入した縦絽。枝垂れの小花が全体に染めてあって、あまりに綺麗なので選んだ。他の仕事着よりもちょっと高めだったけれど、うっとりしてしまったのだ。そして枝垂れの枝に合わせるかのような縦の絽。縦絽はすかしになっている部分が長いので、それだけしなやかで、動くと美しいけれど、気をつけないとツマを踏んでしまったりする。 帯 : 黄色みがかった白。萩の葉が

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7月第五週の仕事着 2点目 ~真夏に便利なサマーウール

7月第五週の仕事着 2点目 ~真夏に便利なサマーウール

水曜木曜と、猛暑の中休みか、少し涼しかったので、サマーウールで。気温は27度くらいらしいが、子供の頃の夏は、このくらいの気温だったな、と思うと、昔と同じ暦で衣替えをしているのがどうなんだろうかと疑問。 着物 : 知人からお下がりでもらったサマーウール。サマーウールは割と低価格で、シワになりにくく、仕事着にはとてもいい。 帯 : 母のお下がり。色柄ともに大のお気に入りなのだけれど、こういう夏帯は糊が取れた後、ふにゃふにゃしてお太鼓の形が決めづらい。枕部分も丁寧に形を作らないとならないし、ちょっとズレたなと思って、端を

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7月第五週の仕事着 ~暑いときはお気に入りで

7月第五週の仕事着 ~暑いときはお気に入りで

もうすぐ浴衣に変えることを励みに、今日も薄物で頑張る。なので切り替えが近くなる時期、この暑くてしんどい時期に、お気に入りを残してある。 着物 : 人形町の立花屋さんで購入。母が気に入って、猛烈に勧められた。反物でみている時は、そんなにいいかなぁと半信半疑だったものの、仕立てて着てみると、とても涼しげ。しかも周りからも好評。ここがお気に入りになった単純な理由かもしれない。緑がかったグレーも渋くていい。 帯 : 着物の白い部分にピンクと藤色の花が描かれているので帯もピンク。これも

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酷暑の能鑑賞にお出かけ小紋 ~汗をかく時期の二回目

酷暑の能鑑賞にお出かけ小紋 ~汗をかく時期の二回目

毎日暑い日が続く。普段、私は仕事では着物を夜に着るので、週末の昼に着物姿の人を見ると、大変そうだなぁと思うのだけれど、今回は自分も。新しく銀座にできた銀座SIXの能楽堂で能鑑賞。 着物 先々週、お茶のお稽古に着た絽の小紋。夏場は汗ばんでいるので、長く正座していると普段よりも膝裏に皺がきつく入る。なので着た後に吊るしておくだけでは皺は取れない。当て布をして優しくアイロンがけをした。夏は一日着ただけでも洗わないと、来年大変なことになるので、一日じゃもったいないので、大抵は二回ぐらいは着る機会を作っている。ただ今年の夏は、猛烈なので、少しだけ着るのをためらった。気合が必要。 帯 着物は同じでも、帯を変えて気分転換。紗の夏帯。10年位前、人形町の立花屋さん

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7月第四週の仕事着 2点目 ~涼しげだけれど日焼けする色

7月第四週の仕事着 2点目 ~涼しげだけれど日焼けする色

週前半までは日が沈んでから店の戸を開けると涼しい風が入って来たものだが、木曜は開けた途端にむわっとする風が入り、しかも冷房が効かないという惨状。見た目だけでも涼しく。 着物 : 浅草橋の丸中という問屋さんで購入。涼しげな色が気に入ったのだが、仕立ててみると思った以上に明るくて、ちょっと気恥ずかしい。それでも男性からはとても褒められる。一概には言えないが、こういうことがあるからファッション誌でも、いわゆるモテ系の洋服などとやるのだろうなぁ。無縁だけれど。さて、こういう色は後からシミが浮き出てきたり、日焼けして変色しがち。着た後のお手入れをマメにせねば。 帯  : 着物の色が浅すぎるので、以外と合う帯が限定される。今回はながもち

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7月第四週の仕事着 ~縦縞の帯に合わせる帯締め

7月第四週の仕事着 ~縦縞の帯に合わせる帯締め

普段仕事着は月~水、木金と一週間に二枚着る。なので、着やすいものを週前半の3日間に着ることが多い。 着物 黒の絽。黒の絽は襦袢が透けて、とても涼しげなので好き。ただ、私は本当に汗かきで、仕事中首から下は、汗だくなのだ。そうすると、毎年のように背中に塩になった汗が白く残ってしまう。それにしても、黒だから見えるだけで、薄い色もこれだけ汗を吸っているかと思うと恐ろしい。さて、この黒の着物は、少しでも優しい感じに見えるように、丸みのある袂に仕立ててもらっている。 帯 いくつか迷って、本当はこの帯は避けたかったのだが、この着物に合わせたことがなかったので、選んだ。なぜ避けたかったかというと、この帯は長いので二重太鼓にしなくてはならず、ちょっと面倒だったのだ。最初に

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7月第三週の仕事着 2点目 ~名古屋場所に寄せる

7月第三週の仕事着 2点目 ~名古屋場所に寄せる

大相撲中継を観るときに、お相撲はもちろんだが、観客を見るのも楽しい。個人的な感想だけれど、名古屋場所はクラブのママさんらしき方が他の場所より多い気がする。ヘアメイクも着物もゴージャス感がものすごい。というわけで、こちらも少し華やかに。 着物 : お知り合いにお下がりでいただいた。訪問着で、化繊だと思うが、物がいいらしく、そんなに熱がこもる感じがしない。せっかくの訪問着だけれど、渋い色で派手な柄だと、それこそママ風。しかも背が高いので迫力満点。なので店だと前掛けを締めて派手な部分が隠れるので仕事着に。地色はとっても好み。写真では

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7月第三週の仕事着 ~色の濃い紗は涼し気

7月第三週の仕事着 ~色の濃い紗は涼し気

今日は濃い色が着たいなと思ってこれに。 着物 : 薄い色も涼しげだけれど、こういう濃い紫や墨色なども、襦袢の白が透けて涼しげ。今日はフライングして紗。本来は8月の着物だけれど。これは母のお下がり。 帯 : 人形町の立花屋さんで購入。これを買う時に色が合わせやすくて気に入った。同じ色で別の織り模様があり、これは三角のパーツが連なったようなシンプルなもの。もう一つは博多織風の模様を織り込んでいた。ここで、博多織風もステキだったのだけれど、どうもニセモノ感がつきまとう。なので全く別の模様にしたのだ。 先週着ていた藤色の絽の着物。夏物の仕事着は丸洗いのクリーニングに出している。で、

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真夏日、久々のお茶のお稽古着 ~染め替えと仕立ての工夫で長く楽しむ

真夏日、久々のお茶のお稽古着 ~染め替えと仕立ての工夫で長く楽しむ

膝の痛みからしばらくお茶のお稽古をお休みしていたが、ようやく再開。半年もお休みしていたので、前日は着物の用意だけではなく、本でお点前のおさらいを。それにしても、今日は暑くてまいった。ひとつには私のミス。半衿を掛けてあったので、これ一枚でOKというような化繊の襦袢を着ていったら、熱が中にこもって大変なことに。麻の襦袢だともう少し涼しいし、汗をかいても肌にべとつかない。面倒くさがらず、ちゃんと麻のほうにすべきだった。 今回は染め変えた絽を。薄物のしまい方も後半で。 着物 : 親戚からもらった絽の着物。去年ぐらいまではもっと地色が真っ白で、柄も鮮やか、地色の部分に水色と黄緑色の雲取りがくっきりとしていた。40代半ばになり、さすがに可愛すぎると感じたので、抹茶のような色を薄ーく上からかけてもらった。なので、花の色も少し落ち着き、渋い色に仕上がった。これは洗い張り

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7月第二週の仕事着 ~ブルー以外の涼し気な色

7月第二週の仕事着 ~ブルー以外の涼し気な色

週後半は、ブルー以外で。 着物 : 浅草橋の丸中という小売もしている問屋さんで購入。ブルー以外で涼しげな色を探していて見つけた一反。その時に水色の反物をほかに二つ買ったので、並べるともう少しピンクに見えたのに、単独で見たら藤色だった。落ち着いていていい色。柄が桜だったので、ピンクという先入観があったかも。 帯 : 春まで人形町にあった甚右衛門さんで購入した夏帯。着物のブルーに対して、白っぽい帯が多くなる夏。ちょっと違うタイプの帯を探している時に出会った一枚。織が複雑で、涼しげに

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7月第一週の仕事着 ~一番便利な夏帯

7月第一週の仕事着 ~一番便利な夏帯

いよいよ7月! 暑さも本格的なので、涼しい物を。 着物 : 細絽。母のお下がりで、これは生地もいいので割と涼しい。しかも、だいたい仕事用の着物は、涼しさよりも丈夫なことを優先にするので、居敷当てを腰から裾まで長く付けるのだけれど、これは一枚で仕立てているので、いくらか涼しい、気がする。居敷当てを当てていない着物は、汗でももや膝の裏にくっついていることもあるので、立ち上がる時には、一瞬間をおいて、足から離れていることを確認してから立ち上がる。 帯 : 白の万能付け帯。夏の着物のおそらく全てに合わせられるんじゃないか、というくらいの便利帯。長年使っているので、

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6月第五週の仕事着 2点目 ~夏はリメイク帯

6月第五週の仕事着 2点目 ~夏はリメイク帯

夏の薄物は寒色が、というより水色が多くて、ともすると、毎日いろんな水色になってしまうので、上手に他の色をさす。 着物 : 母がたんす屋さんで見つけてきたしたて上がりの化繊の絽。最初に書いたように水色が多いので、暑苦しくないピンクを格安で見つけて買ってきてくれた。ちゃんとした絹のようにしっとりとした、それでいてさらっとするような肌触りはなく、妙な張りがあるけれど、安くていい。 帯 : お下がりでいただいた着物を、いつものように付け帯に仕立てかえ。2本作った。2本あれば、なんの気兼ねなしに店でジャンジャン使える。もともと黒い帯は苦手なんだけれど、

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6月第五週の仕事着 ~ゆるぎの帯締のルーツ

6月第五週の仕事着 ~ゆるぎの帯締のルーツ

日曜から気温が下がって、一安心なんて思っていたけれど、湿度があって、やはり着替える時にも冷房が欠かせない。 着物 : 母のお下がりの絽。椿の飛び柄で、夏物に秋草柄で涼しげにしたりするから、まぁ椿もそんな感じかな、と思っていたが、考えてみたら、夏椿。我ながら早とちりもいいところ。グレーがかったこの水色は渋くてとてもいい。 帯 : こういう夏のかがり帯も糊が効いている新しいうちは、しっかりと形が決まる。これも母のお下がり、というか、母も未だに使っている物なので、もうヘナヘナ。もとは名古屋帯だったが、あまりにも柔らかくなって形が決まりにくいし、結び目が緩みやすいので、これも付け帯に。 なんとまたしても帯締と帯揚の衣替えができていない。やはり普通の太さのゆるぎの帯締より細身のもののほうが涼しげだ。ちなみに、

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番外編 講談と落語の聞き比べで怪談噺!

番外編 講談と落語の聞き比べで怪談噺!

  8月5日によし梅芳町亭でイベントを行います! 「怪談噺 講談と落語の聞き比べ」 2017年8月5日(土) 【第一部】11時30分開場 12時30分開演 13時30分食事 鑑賞のみ4000円 懐石弁当付き9000円 【第二部】 17時開演 16時開場 18時30分食事 鑑賞のみ4000円 懐石コース付き15000円 【出演】講談:神田山緑、落語:三遊亭楽大 【場所】登録有形文化財 よし梅 芳町亭 まとわりつくような8月の暑さを寒気に変える怪談噺です。登録有形文化財に指定されているよし梅芳町亭の、雰囲気たっぷりの日本家屋で聞く怪談噺、今回は講談と落語の聞き比べでお楽しみいただけます。ご出演は、講談=神田山緑さん、落語 =三遊亭楽大さんの若手実力派のお二人。神田山緑さんは、最近、来春真打昇進が決定し、まさに今、ノリに乗っている方です。題目は当日のお楽しみ。昼の部と夜の部と、どちらも鑑賞のみのお席とお料理付きのお席とございます。皆様ぜひ、お誘い合わせの上ご参加いただけましたら幸甚です。 お申し込みはお電話の他、Facebookのメッセージでもお受けいたします。  

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6月第四週の仕事着 2点目 ~薄物先取り

6月第四週の仕事着 2点目 ~薄物先取り

来週から、なんて言っていた薄物ですが、暑さに耐えられず、さらにフライング。 着物 : 毎年、薄物のトップバッターは大抵これ。細絽。本来の暦よりも早く薄物にしているため、薄いブルーのように本格的に涼しげな物を着るのを遠慮、というか、ごまかしている。母のお下がりで、生地もいいから割と涼しい。週前半の綿の単衣の裾さばきの悪さから比べ、動きやすいし、だいぶ涼しい。でも、またこれに慣れると、早く浴衣が着たいと言い出すんだろうなぁ。 帯 : 芯がある帯は真夏には結構暑いので、今のうちに。こちらはお知り合いからお下がりでいただいた絽の着物を、付け帯に仕立て変えた物。着物のままでは丈が足りなかったこともあるし、こういうパターンの柄は、

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